ヨガ的ライフスタイル

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『やる気』と『疲れ』のヨガ的解釈 〜ヨガの3つのグナとの関係とは?〜

今回は
”ヨガ的なやる気の解釈”
という内容です。






「仕事に行きたくない」
「なんだかやる気が出ない」
「常に疲れている」
という人は、


ヨガ的に見れば
人体のエネルギーを
効率的に使えていない人です。






では
どうすれば
効率的にエネルギーを使え、
元気になるのでしょうか?






その内容とは


①元気な人と疲れている人の特徴
②元気が出る条件
③疲れる条件
④効率的にエネルギーを高める方法の紹介


というものです。














【ヨガの基本概念】






ヨガでは
「3つのグナ」である
①サットヴァ
②ラジャス
③タマス
という状態があります。






これは
『自然界』や
『人体』や
『食事』など、


様々なものの
『性質』を現しています。






①サットヴァは
『善』『生命』などと関係しており、


自然界では
種から芽吹く『生命力』を現し、


食事では
『野菜』『新鮮な物』と関係し、


人体の特徴でいうと
『体』も『心』も良い状態です。






②ラジャスは
『動的』『活性』などと関係しており、


自然界では
芽が成長する『活動』を現し、


食事では
『肉』や『玉ねぎ』などの
刺激の多いものと関係し、


人体の特徴でいうと
『体』は元気で
『心』は疲れている状態です。






③タマスは
『愚鈍』『不活性』などと関係しており、


自然界では
枯れていくものや『死』を現し、


食事では
『時間の経ったもの』『添加物の多い物』
などと関係し、


人体の特徴でいうと
『体』も『心』も疲れている状態です。






このように
「3つの性質」は
全てものに当てはまるとされ、


ヨガでは
『サットヴァ』になるように
思考や
食事や
体作りなど、


様々なアプローチから
コンディションの良い状態を
目指しています。






その理由は
『サットヴァ』であるほど
居心地が良く、
ハッピーだからです。










【バランスをとるメリット】






スポーツ医学では
『自律神経』をコントロールすることで、


『ゾーン』に入った時のような
高いパフォーマンスが発揮できる
ことが分かっています。






そして
『自律神経』を
「3つのグナ」に例えると、


①「交感神経」と
「副交感神経」が
どちらもバランスよく高まっている状態が


『サットヴァ』で
ゾーンに近い状態です。






②「交感神経」だけが上がり
「副交感神経」が下がっている状態が


『ラジャス』で
日本人に特に多い状態です。






③「交感神経」も
「副交感神経」も
どちらも下がっている状態が


『タマス』で
ダラダラしているのに
なぜか常に疲れている状態です。






というのも
ヨガでは
「交感神経」系の『ナディ』が
ピンガラ』といい、


「副交感神経」系の『ナディ』を
『イダー』と呼び、


この2つがバランスよく高まることで
「中央脈管」の『ナディ』に
エネルギーが通り、


『スシュムナー』が開く
とされています。






『ナディ』とは
神経とは異なる
エネルギーの通り道で、


気功の世界では
『経絡』と呼ばれているものです。






イメージとして
『神経』が
有線で電気信号を流すものだとすると、


『ナディ』が
無線で電気信号を流すものです。






そして
昔は『ナディ』と『神経』は
「同じもの」という概念でした。






つまり
『交感神経』と
『副交感神経』を
同時に高めることは、


どちらの『ナディ』にも
エネルギーが通っている状態で、


バランスがとれると
「特別な意識状態」
(スシュムナーにエネルギーが通ると
意識状態が変わると言われている)
となります。






そして
スポーツ医学と
ヨガ哲学は、


『交感神経』と『ピンガラ』
『副交感神経』と『イダー』が
それぞれ似た特徴を持っており、


この考え方が
『共通』している部分です。






要は
交感神経と
副交感神経を
同時に高めることで、


『サットヴァ』的な
覚醒した意識状態となります。












【バランスをとらないデメリット】






また
『自律神経』の特徴として、


9割の人は
「交感神経優位」で、
勝手に上がってしまう状態です。






なので
「交感神経優位」の人は
『リラックス』を高めるとよく、


「副交感神経優位」の人は
『アクセル』を上げると
バランスよくなります。






しかし
多くの日本人は
仕事などで『交感神経』を
上げっぱなしにしているのに対し、


『リラックス』を
ほとんど取り入れていません。






基本的には
多くの人が『交感神経』が
自動的に上がっていますが、


『リラックス』などで
『副交感神経』を上げないでいると、


『ラジャス』となり
イライラや攻撃性が
高まりやすい状態になります。






逆に
『副交感神経』ばかり高まり
やる気を出さないでいると
『鬱』になります。






このように
どちらか一方だけを上げると
『バランス』を崩すので、


意識的に
『リラックス』か
『アクセル』の
自分に足りていない状態を
取り入れましょう。






シーソーのように
どちらか一方しか上がるものではなく、
どちらも同時に高めることができます。






また
どちらも上げないでいると
心と体のどちらも疲れる
『タマス』となり、


慢性疲労症候群』という病気になります。






なので
どちらかが上がっているのを感じたら
もう片方の『神経』も高めましょう。






そうすることで
デメリットを避けられ
『サットヴァ』や『ゾーン』の
メリットを受けられます。












【まとめ】






以上が
”ヨガ的なやる気の解釈”
の紹介でした。






『サットヴァ』となることで
「本当はやりたくない…」という
イヤイヤマインドから解放されます。






この
イヤイヤマインドは、


心が疲れ
体は元気な
『ラジャス』と、


心と体が疲れている
『タマス』だからこそ起こるもので、


『自律神経』のバランスが
整っていないことが原因で起こります。






では
どのように
そのバランスを見極めるのか?
というと、


『呼吸』を観察することです。






『呼吸』は
「コントロールできる自律神経」で、


自律神経のバランスが崩れたことは
「呼吸の乱れ」によって
察知することが出来ます。






また
『呼吸』を観察し
「吸って吐いて」を意識するだけで、


『副交感神経』が高まり
リラックスすることも出来ます。






逆に
『交感神経』を上げたければ
激しく呼吸をするか、


ダッシュをすると高まります。






つまり
「呼吸の観察」が
「自律神経の観察」となり、


足りないものを補うのにも
『呼吸』を利用出来ます。






そして
『ヨガ』を行うことでも
『自律神経』のバランスがとれます。






なぜなら
アーサナ
『動き』ながら
『呼吸』を整えているからです。






『瞑想』でも
内側の観察が行え
バランスを見極めることが出来ますが、


『動き』や
柔軟の『痛み』があることで
意識を集中しやすくなるため、


『集中力』の観点からも
初心者の人には
『ヨガ』をオススメします。








色々と方法がありますが
自分に合った
『バランス』の整え方を見つけ、


人生に『ハッピー』を
沢山増やして下さい。








それでは良き人生を。








ありがとうございました。